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「同時刻開催でないのは不公平」。コンテ、リーグ終盤の日程改善を求める

text by 編集部 photo by Getty Images

アントニオ・コンテ
チェルシーのアントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、シーズン終盤戦を迎えても優勝を争うチーム同士が試合を同時に開催しないのは不公平であるとして、プレミアリーグに対し改善を求めている。28日付の英紙『デイリー・メール』などが伝えた。

 今季からコンテ監督が率いるチェルシーはプレミアリーグで首位を走り続けてきたが、ここに来て2位トッテナムが4ポイント差まで接近。残り4試合での優勝争いは気が抜けないものとなっている。

 だが、タイトルを争う両チームが同日の同時刻に試合を開催するのは最終節のみ。その他の残り3試合は、チェルシーが先に試合を行う節が2回、トッテナムが先に試合を行う節が1回となっている。

「もちろんシーズンの終盤には、2つのチームがタイトルを争っているのであれば、同じ日の同じ時間に試合を行うようなバランスがあるべきだと思う。どちらのチームにもアドバンテージを与えないためだ」とコンテ監督は主張した。

「最後の3試合を迎え、2チームや3チームがタイトルに向けて接戦を繰り広げているなら、1つのチームを有利にしないようなやり方を見つけ出すべきだ。同じ時間に試合をし、休養の日数も同じになるようにすべきだ」

 今週末はチェルシーが現地時間30日の14時05分からエバートンと対戦。トッテナムはその結果を知った上で、16時30分からアーセナルとのダービーマッチを戦うことになる。

【了】

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