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致命的ミスの長友に伊メディアは軒並み最低評価。今後の出場に疑問も

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
インテルの長友佑都【写真:Getty Images】

 イタリア、セリエA第34節が現地時間の30日に行われ、インテルはホームでナポリに0-1の敗戦を喫した。インテルの日本代表DF長友佑都のプレーに対し、イタリアメディアはいずれも厳しい評価を下している。

 長友は今季初となる3試合連続での先発出場。だが前半43分、エリア内へ上げられたクロスへの対応を誤り、ナポリのFWカジェホンに先制点を献上する形となってしまった。その1点が決勝ゴールとなり、アウェイのナポリが1-0で勝利を収めた。

 伊『メディアセット』は長友に対し、10点満点で「3点」と非常に低い評価をつけた。先制点の場面でのミスは「思い上がり、技術不足、混乱が入り混じったものだった」と酷評。その後エリア内でボールを奪われたプレーも同じくらい酷いものだったとして、「まだプレーする可能性はあるだろうか?」と今後の起用に疑問をつけている。

 『ユーロスポーツ』イタリア版も同じく「3点」と両チーム最低の評価。『ラ・レプッブリカ』も「4点」をつけ、「赤鉛筆で記すべきようなミスでカジェホンにゴールをプレゼント」と記した。

 『カルチョメルカート.com』も両チームで最低の「4点」をつけている。「5点」とした『FCインテルニュース.it』は、「0-0の均衡を破るミスは試合の分岐点となった。ある一定のレベルではあってはならないようなことだが、残念ながら今回は彼に起こった」と寸評。失点の場面以外でもナポリに苦しめられ、「バターにナイフを入れるように」容易にサイド突破を許していたと評している。

 『トゥットメルカートウェブ.com』で「4.5点」、『カルチョニュース24.com』で「4点」など、いずれも単独最低点となっている。レギュラー奪回へ前進の兆しを見せていた長友だが、非常に辛辣な評価を受ける一戦となってしまった。

【了】

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