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マンU、25試合連続無敗…引き分け多すぎて“不毛”なクラブ新記録に

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 現地時間30日に行われたプレミアリーグ第35節のスウォンジー・シティ戦に引き分けたことで、マンチェスター・ユナイテッドはクラブ新記録を更新する同一シーズン中の「25試合連続無敗」を達成した。

 スウォンジー戦では前半終了間際にPKを獲得し、ウェイン・ルーニーが決めて先制。後半には直接FKから同点ゴールを許して勝利を逃したユナイテッドだが、無敗記録は伸ばすことに成功した。

 ユナイテッドがリーグ戦で最後に敗れたのは、昨年10月の第9節チェルシー戦。2010/11シーズンに記録していた24試合連続無敗を上回るクラブレコードを樹立した。他クラブも含めると、2003/04シーズンに全38試合の無敗優勝を成し遂げたアーセナルが同一シーズン中の最長無敗記録を保持している。

 だが、25試合の内訳は13勝12分けと引き分けがかなり多い。これだけ長く無敗を継続しながらも順位は大きく上がらず、シーズンの大半の期間を5位や6位という順位で過ごしてきた。

 イングランドのトップリーグで同一シーズン中に25試合以上の連続無敗を達成したチームは過去に7例あるが、無敗優勝のアーセナルも含め、全7チームがそのシーズンのリーグ王者となっている。24試合無敗を継続した2010/11シーズンのユナイテッドもプレミアリーグで優勝。今季ユナイテッドの優勝の可能性はすでに数字的に消滅しており、ある意味で最も“不毛”な無敗記録となることが確定している。

【了】

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