今季のチャンピオンズリーグ（CL）決勝の対戦カードは、ユベントス対レアル・マドリーに決まった。しかし、マドリーにとってユベントスは苦手に相手なのかもしれない。

　準決勝でユベントスはモナコを、マドリーはアトレティコ・マドリーをそれぞれ下し、6月3日にカーディフで行われる決勝戦に駒を進めた。

　マドリーは2シーズン連続の決勝進出で、もしユベントスに勝利すれば大会名称が現行のCLに変更されて以降、大会2連覇を達成した史上初のチームとなる。

　だが、マドリーにとってユベントスは簡単な相手ではないかもしれない。直近のCL7試合でマドリーがユベントスに勝利したのはわずかに1試合。2013/14シーズンのグループステージで、ホームで2-1の勝利を収めた試合のみだった。

　この7試合の対戦成績はマドリーが1勝、ユベントスが4勝、引き分けが2つとユベントスの方が優勢。直近の試合では14/15シーズンの準決勝2ndレグで、マドリーがホームで引き分けているものの、1stレグではアウェイで1-2の敗戦を喫していたためユベントスが決勝に進出している。

　なお、マドリーとユベントスはそれぞれ6度目のCL決勝進出で、ミランと並んで最多のチームとなっている。

【了】