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歴史に名を刻んだ乾貴士。バルサ戦で日本人初得点、リーガ通算得点も日本人最多に

text by 編集部 photo by Getty Images

乾貴士
エイバルの乾貴士【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラ第38節が現地時間の21日に行われ、バルセロナとエイバルが対戦。エイバルのMF乾貴士はこの試合で2ゴールを挙げる活躍を見せた。

 乾は前半7分、左からのクロスにファーポストで合わせてエイバルの先制点を記録。61分にも再び左からのクロスを受けて強烈なシュートを突き刺し、リードを2点に広げた。だがバルサはそこから4ゴールを奪い、最終的には4-2でバルサの勝利という結果に終わっている。

 バルセロナとの公式戦で日本人選手がゴールを奪うのは史上初の快挙となった。当然ながらバルサの本拠地カンプ・ノウでの得点も初めて。しかも、一気に2ゴールを奪ったのだから驚きだ。

 今季は第29節ビジャレアル戦でようやく初ゴールを記録していた乾だが、1年目の昨季と同じ計3ゴールでシーズンを終了。リーガ1部での通算6得点は、大久保嘉人(現FC東京)がマジョルカで記録していた5得点を上回り、日本人選手で最多となった。乾はリーガでの日本人最多出場記録も更新を続けている。

【了】

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