現地時間3日に行われるチャンピオンズリーグ（CL）決勝で、ユベントスとレアル・マドリーが激突する。ユーベのDFダニエウ・アウベスは、“宿敵”に向けて挑発的なコメントも発している。2日付の伊紙『トゥットスポルト』などが伝えた。

　D・アウベスは昨夏バルセロナからユーベへと移籍し、セリエAでの6年連続優勝やCL決勝進出に大きな貢献を果たしてきた。マドリーのライバルであるバルサで長年活躍してきた選手として、今回の決勝でも特に注目を集めている選手の一人だ。

　だがD・アウベスは試合前日の会見で、「アウベス対レアル・マドリーじゃない。ユベントス対レアル・マドリーだ」とコメント。チーム同士の戦いであることを強調しつつ、「ユーベが前回マドリーと戦った決勝では、彼らがオフサイドゴールで勝ったからね」と両チーム間の因縁に言及した。

　ユーベとマドリーがCL決勝で過去に唯一対戦したのは1998年。プレドラグ・ミヤトビッチのゴールにより1-0でマドリーが勝利を収めたが、ミヤトビッチのポジションはオフサイドだったのではないかとして大きな論争が引き起こされた。

　当事者のミヤトビッチ氏はスペインラジオ『カデナ・セール』のインタビューに対し、「当時は今のようなテクノロジーはなかった。だが正当なゴールだったと確信している」と主張している。

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