アーセナルに加入するセアド・コラシナツ【写真:Getty Images】
ドイツのシャルケでプレーしていたボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツは、アーセナルへ移籍することが決定した。6日に両クラブから発表が行われている。
コラシナツは主に左サイドバックでプレーする23歳の選手。シャルケ側の発表によれば、アーセナルとの契約は2022年までの5年間になるとのことだ。
コラシナツに対してはイングランドのマンチェスター・シティやリバプール、イタリアのユベントスやミランなど、他にも複数のビッグクラブが関心を抱いていることが報じられてきた。5月には契約満了に伴いシャルケを退団することが発表され、フリートランスファーでの移籍先決定が待たれていた。
コラシナツは2012年にシャルケでトップチームにデビューし、5シーズンで公式戦通算123試合に出場。U-20などドイツの年代別代表でもプレーしていたが、フル代表はボスニア・ヘルツェゴビナを選択し、2014年ワールドカップにも出場した。
「アーセナルは伝統あるクラブだ。僕も子供の頃、イェンス・レーマンやティエリ・アンリの頃から見てきた。欧州でもよく知られたクラブなので、ここに来ることができて嬉しい」とコラシナツはアーセナルの選手としての第一声を発している。
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