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ミラン、主将獲得失敗の代替案も用意。「もしも」に備えて注目している選手とは…

text by 編集部 photo by Getty Images

グジェゴシュ・クリホビアク
PSGに所属するグジェゴシュ・クリホビアク【写真:Getty Images】

 ラツィオの主将で31歳のアルゼンチン代表MFルーカス・ビリア獲得に近づいているミランが、もしもの場合に備えて代替案を考えているようだ。8日に伊メディア『トゥットメルカートウェブ』が報じている。

 先日、ラツィオに対して2200万ユーロ(約27億1000万円)と300万ユーロ(約3億7000万円)のボーナス、ビリアに対しては3年契約のオファーで合意に至ったと報じられた。まだ契約は成立していないものの、ミランは楽観視しているとも伝えられている。

 同メディアによると、ビリア獲得に失敗した場合に備えて、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する27歳のポーランド代表MFグジェゴシュ・クリホビアクをリストアップしたようだ。昨年夏にセビージャからPSGに移籍したものの、出番は少なく公式戦19試合の出場にとどまっていた。

 ミランはこれまで、ビジャレアルからDFマテオ・ムサッキオ、アタランタからMFフランク・ケシエ、ヴォルフスブルクからDFリカルド・ロドリゲスの獲得に成功している。中国の投資ファンドへクラブを売却したことで多額の資金を確保したミランは次々と選手を補強していた。ビリア獲得にも近づいており、来季ミランの選手層は大幅に強化されることになりそうだ。

【了】

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