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アメリカ、相手守護神のビックセーブ連発に大苦戦も…18歳エースの2発で勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアン・プリシッチ
ゴールを決めたクリスティアン・プリシッチ【写真:Getty Images】

【アメリカ 2-0 トリニダード・トバゴ ロシアW杯北中米カリブ海最終予選】

 現地時間8日にロシアW杯北中米カリブ海最終予選の試合が行われ、アメリカ代表はホームでトリニダード・トバゴ代表と対戦。クリスティアン・プリシッチがゴールを積み重ね、アメリカが2-0の勝利をおさめている。

 アメリカは北中米カリブ海最終予選で2連敗スタート。グループ最下位に転落したアメリカは昨年11月にユルゲン・クリンスマン監督を解任した。後任としてロサンゼルス・ギャラクシーを率いていたブルース・アリーナ監督がチームの指揮官に就任している。

 そして、今年3月に行われたホンジュラス戦とパナマ戦を1勝1分の成績で切り抜け4位に浮上した。本大会出場圏内の3位以上を目指すため、今回のトリニダード・トバゴ戦は是が非でも勝利を掴みたいところだったが、思わぬ苦戦を強いられることになる。

 試合開始してからアメリカは怒涛の攻撃を仕掛ける。多くのチャンスを作り、決定的な場面を何度も迎えたがトリニダード・トバゴのGKジャン・マイケル・ウィリアムズのスーパーセーブで全て防がれた。

 それでも53分、右サイドからイェドリンがゴール前に速いパスを送ると、そのボールに背番号10を背負う18歳のクリスティアン・プリシッチが合わせて先制点を決めている。さらに62分、DF裏に飛び出したプリシッチが味方のパスを受けて2点目を決めた。結局、リードを守りきったアメリカが最下位トリニダード・トバゴを相手に2-0の勝利をおさめている。

【得点者】
53分 1-0 プリシッチ(アメリカ)
62分 2-0 プリシッチ(アメリカ)

【了】

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