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グリーズマン、マンU移籍無し…2022年まで契約延長濃厚に。補強禁止処分が影響か

text by 編集部 photo by Getty Images

アントワーヌ・グリーズマン
アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】

 アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、所属クラブと契約延長する見通しとなった。13日にスペイン紙『マルカ』が報じている。

 グリーズマンに関してはマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動き、同選手も「移籍の準備は出来ている」や「今夏、自分の将来を決める上でタイトル獲得できるかを考慮する」と発言し、移籍する可能性を示唆していた。しかし、6月に入ってから考えが一変する。

 アトレティコは18歳未満の選手の獲得および登録で違反があったとして、国際サッカー連盟(FIFA)から新たな選手登録の禁止処分を言い渡されていた。クラブはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴して処分の撤回を求めていたが、現地時間6月1日に今夏も補強を行うことができないと発表。2018年1月の移籍市場から再び補強に動ける見通しとなっている。

 そんな背景を受けてグリーズマンは「この決定はクラブやチームメイトにとって厳しいものだ。また今の時点で私がクラブを去ることは大打撃になってしまう。だからチームに残ることを決めたんだ」と発言し、来季残留を決心した。

 同メディアによると、グリーズマンはアトレティコと2022年6月まで契約延長することが濃厚になったという。冬の移籍市場では、再び移籍の意思を見せるかもしれないが、少なくとも今夏の移籍はなくなったと言えそうだ。

【了】

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