現地時間14日にロンドン中心部にある２4階建ての高層マンション（グレンフェルタワー）で火災が発生した。多くの被害者が発生し、住居を失った人々で溢れかえった。その人々を救おうと、様々なサッカークラブが支援に乗り出している。14日に英紙『イブニング・スタンダード』が報じた。

　同紙によると、イングランド2部のクイーンズ・パーク・レンジャーズ（QPR）やフラム、ラグビーチームのハリクインズFCなどが支援を表明。中でもロンドンに本拠地を置くQPRは、スタジアムが火災現場から近いこともあり、被害者を受け入れる場所として開放した。地域住民やサポーターなどから提供された衣類、毛布、食べ物などを届ける活動をしている。

　英メディア『BBC』によると、マンション火災で60人以上が病院に搬送され、現時点で12人の死亡が確認されたとのこと。大勢が行方不明になっており、多くの住人が建物内に閉じ込められ、飛び降りた人もいるという。今後も増加すると見られ、被害者の捜索が続いている。

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