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「扉は開かれている」。フランス連盟会長、ベンゼマ代表復帰の可能性に言及

text by 編集部 photo by Getty Images

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“セックスタープ問題”により2015年からフランス代表に召集されていないFWカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】

 フランスサッカー連盟の(FFF)のノエル・ル・グラエ会長が、仏ラジオ局『RMC』のインタビューに対しレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマの同国代表復帰の可能性について言及した。

 ベンゼマはフランス代表の同僚であったマテュー・ヴァルビュエナとの“セックステープ問題”以降、2015年からフランス代表に招集されておらず、事実上の追放状態にある。今季は公式戦通算19ゴール7アシストを記録し、世界一の攻撃力を誇るレアル・マドリーの主力として活躍したにもかかわらず、直近のW杯予選に向けた代表メンバーにも選ばれなかった。

 これに対しグラエ会長は「ベンゼマへの扉は開かれている」と明かした後、「チームを指揮するための全権限はデシャンにあり、彼は今ベンゼマなしでもうまく機能するチームを作っている」と招集外の理由がサッカー的な面にあることを強調した。

 現在のフランス代表は、EURO2016で準優勝したメンバーに加えてモナコの18歳FWキリアン・ムバッペやドルトムントのFWウスマン・デンベレなど新進気鋭の若手選手を加えたタレント軍団となっている。果たしてベンゼマは実力で代表メンバーに割って入ることはできるのだろうか。

【了】

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