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柴崎2戦連続アシストも…テネリフェ昇格逃す。ヘタフェが2年ぶり1部の舞台へ

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳
テネリフェに所属する柴崎岳【写真:Getty Images】

【ヘタフェ 3-1(3-2) テネリフェ 1部昇格プレーオフ決勝 2ndレグ】

 現地時間24日にスペイン1部昇格プレーオフ決勝2ndレグの試合が行われ、テネリフェはアウェイでヘタフェと対戦。アレハンドロ・ファウリンなどにゴールを許し、テネリフェは1-3の敗戦を喫している。

 プレーオフ準決勝ではリーグ5位のカディスと対戦し、アウェイの1stレグで0-1の敗戦を喫する展開でスタートした。ただ、ホームの2ndレグで柴崎岳がゴールを決めると、延長戦の末に2戦合計1-1となり、順位が上のテネリフェ(リーグ4位)が決勝進出を果たしている。そして、ホームで行われた決勝1stレグでは柴崎岳のアシストからサンスのゴールが生まれ、1-0の勝利をおさめていた。

 1部昇格をかけた運命の一戦。この試合でもテネリフェの柴崎岳は先発出場を果たした。試合開始して6分、ヘタフェのチューリがシュートを放ったがゴール右に外れる。それでも9分、コーナーキックからアレハンドロ・ファウリンにゴールを決められヘタフェに先制されてしまった。

 勢いに乗ったヘタフェは13分にもパス回しからテネリフェの守備を崩し、ゴール前でフリーになったダニエル・パチェコが追加点を決めている。苦しい立ち上がりとなったテネリフェだが、17分に左サイドから柴崎がゴール前にパスを送ると、このボールにアントニー・ロサノが飛び込んでテネリフェが1点を返した。

 アウェイゴールを決めて有利な状況に立ったテネリフェだったが37分、ヘタフェのパチェコにチーム3点目を許してしまう。結局、テネリフェはあと一歩及ばず1-3の敗戦を喫してしまった。ヘタフェは2015/2016シーズン以来となる2年ぶりの1部復帰を果たした。

【得点者】
9分 1-0 ファウリン(ヘタフェ)
13分 2-0 パチェコ(ヘタフェ)
17分 2-1 ロサノ(テネリフェ)
37分 3-1 パチェコ(ヘタフェ)

【了】

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