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混乱続く18歳GKの去就問題。渦中の代理人は「ミランと話し合う」

text by 編集部 photo by Getty Images

ミノ・ライオラ
代理人のミノ・ライオラ氏【写真:Getty Images】

 ミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの代理人を務めるミノ・ライオラ氏は、現在ドンナルンマが出場しているU-21欧州選手権が終了したあと、ミランとの話し合いを行うことを明らかにしている。

 ミランとの契約延長に向けた交渉が決裂したことが発表されて以来、18歳の若き守護神の去就問題はイタリアや欧州各国で大きな注目を集めてきた。残り1年となった契約が延長されないのであれば、移籍金の発生するこの夏のうちにミランを離れる可能性も高いと予想される。

 ドンナルンマ本人と同じく騒動の渦中にいるのが、敏腕代理人として知られるライオラ氏だ。ドンナルンマがミランとの契約延長を拒否するにあたり、ライオラ氏の意向が大きく影響したとみられ、残留を願うサポーターからはドンナルンマが同氏と手を切ることを望む声も上がっている。

 現地時間25日には、ドンナルンマのSNS上での動きがミランファンを大きく揺さぶることになった。ドンナルンマのインスタグラムで、「U-21欧州選手権終了後にミランとの契約延長に向けて話し合う」とのコメントが投稿されたが、その直後にドンナルンマはアカウントがハッキングされたとしてインスタグラムの自身のページを閉鎖してしまった。

 だがライオラ氏によれば、少なくともミランとの話し合いを行うのは事実のようだ。ライオラ氏はツイッターで、「ジジ(ドンナルンマ)と私の間のツイートは友情のツイートだ」とドンナルンマとの絆を強調しつつ、「欧州選手権のあと我々はミランと会う。今は代表チームが大事だ」とつぶやいている。

 現在ポーランドで開催中のU-21欧州選手権で、イタリアはグループステージを突破し、27日の準決勝でスペインと対戦。勝ったとすれば30日に決勝を戦う。ドンナルンマの去就問題に具体的な動きがあるのはそれ以降ということになりそうだ。

【了】

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