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イタリア愛を強調する元神童。インテル行きも否定せず「中国で幸せだけど…」

text by 編集部 photo by Getty Images

アレシャンドレ・パト
アレシャンドレ・パト【写真:Getty Images】

 中国スーパーリーグの天津権健に所属するFWアレシャンドレ・パトは、インテルに移籍しないとは限らないと話した。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに答えている。

 ブラジル人のパトは2007年、17歳のときにミランへの移籍が決まった。18歳の誕生日を待ってセリエAデビューを飾ると、ポテンシャルの高さを見せつけている。だが、度重なる負傷に悩まされ、2013年にブラジルへ戻った。その後はコリンチャンス、サンパウロ、チェルシー、ビジャレアルでプレーし、今年から中国のクラブに所属している。

 「僕はイタリアが大好きなんだ」と語るパトは、「今は中国で幸せだし、サッカーの発展のためにというプロジェクトが好きだけど、将来のことは分からないね」と述べた。

 パトはミランに対する愛情があるものの、インテル行きの可能性を問われると「なぜノーなんだい? 僕は一人のプロ選手なんだ」と返答。ミランのライバルに加入することもあり得ないことではないと語っている。

 パトは現在27歳。再びイタリアでプレーする日はくるのだろうか。

【了】

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