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マンU、ルーニーに代わる「新10番」はハメス? レアルの10番獲得へ加速か

text by 編集部 photo by Getty Images

ハメス・ロドリゲス
レアル・マドリーのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

 ウェイン・ルーニーをエバートンへ放出したマンチェスター・ユナイテッドは、ルーニーに代わる新たな「10番」として、レアル・マドリーのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを獲得する可能性もあるのかもしれない。英紙『インディペンデント』、スペイン紙『アス』などが伝えている。

 ユナイテッドの10番として長年活躍してきたルーニーは、古巣であるエバートンへ移籍することが9日に発表された。エバートンでの背番号も10番となることが明らかにされている。

 一方でユナイテッドは、これまでエバートンで10番をつけていたベルギー代表FWロメル・ルカクを獲得することが合意している。背番号は未発表だが、両クラブの10番が入れ替わる形になるのではないかとの予想もある。

 だが、ユナイテッドは新10番としてハメスの獲得に向けた交渉の動きを強めているとも報じられている。マドリーで出場機会の減少していたハメスは、ベティスからMFダニ・セバージョスが加入する可能性が高まっていることも影響し、マドリー退団に近づきつつあるとみられる。

 マドリーはハメスを放出する場合の移籍金として7000万ユーロ(約90億9000万円)前後を要求している模様。ユナイテッド以外では、チェルシーやパリ・サンジェルマンが特に強く関心を示していると報じられている。

 ハメスはスポンサーであるアディダス社との契約により、所属するクラブで「10番」をつけることが義務付けられているという。そのためルーニーの存在がユナイテッド移籍への障害となる可能性も報じられていたが、10番が空いたことで移籍へ加速することもあり得るかもしれない。

【了】

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