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「年俸の1%をチャリティーに」。マンUのMFがサッカー界に賛同者募る

text by 編集部 photo by Getty Images

フアン・マタ
マンチェスター・ユナイテッドのフアン・マタ【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するスペイン代表MFフアン・マタは、自身の年俸の1%をチャリティー目的で寄付することを表明し、他の選手たちにも賛同を呼びかけている。4日に自身のブログに記した。

 マタは、サッカーを通して社会の改善に貢献することを目指すNGO「ストリートフットボールワールド」の行うチャリティーキャンペーン「コモン・ゴール」に寄付を行うとのことだ。英メディアによればマタのユナイテッドでの年俸は700万ポンド(約10億1000万円)だとされており、その1%にあたる約1010万円が寄付されるということになる。

 インドのムンバイを訪れ、そこで目にした貧困の実情に衝撃を受けたというマタは、「小さな活動だが共有すれば世界を変えることもできる。僕はこの活動を先導するが、一人になりたくはない」と述べ、理念に賛同して寄付を行う選手が他にも表れるよう呼びかけた。

 まずは11人の賛同者による「コモン・ゴール・スターティングイレブン」を作ることを最初の目標としつつ、さらに大きな目標も掲げている。「長期的な目標は、サッカー産業の収益全体の1%を、草の根サッカーを通したチャリティーに充てることが目標だ」とマタは述べた。

【了】

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