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レアルDF、ロナウドへの処分は「過剰」。クラシコのジャッジを振り返る

text by 編集部 photo by Getty Images

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スペインスーパーカップでマッチアップしたDFダニエル・カルバハル(前)とFWルイス・スアレス(後)【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーに所属するスペイン代表DFダニエル・カルバハルが、13日に行われたバルセロナとのスペインスーパー杯1stレグでのジャッジについてコメントを残した。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

 伝統のクラシコは1-3という結果でアウェイ側のレアル・マドリーが勝利したものの、退場者が出るなど様々な論争を起こした一戦となった。

 0-1でマドリーがリードしていた77分、バルセロナのFWルイス・スアレスがペナルティエリア内でマドリーのGKと交錯し転倒。これがファールという判断でPKとなり、バルセロナが1点を返した。

 続く82分、勝ち越し点を取ったFWクリスティアーノ・ロナウドがさらなる得点を目指しペナルティエリア内に侵入。バルセロナのDFと交錯し転倒したが、これはシミュレーションとみなされてしまい、この日に2枚目のイエローカードをもらって退場処分となってしまった。さらにロナウドは、退場を命じられた際審判を突き飛ばしたことで、5試合の出場停止処分を下されている。

 この2つのケースを受け、カルバハルは審判の意義について自身の見解を述べた。

 「ロナウドへの処分は、過剰なものだ。退場されるべきではない試合でそうさせられてしまった。ペナルティエリアでのシミュレーションに対して罰を与えるべきかどうかを判断するために、審判や委員会がいるんだ。一つのミスでタイトルを失ってしまうなんておかしいことだ」

マドリーホームで行われる2ndレグはどのようなジャッジのもと進められていくのか注目だ。

【了】

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