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韓国紙、“イランのメッシ”を大絶賛「一番の貢献者。憎くてもありがたい存在」

text by 編集部 photo by Getty Images

サルダル・アズムン
イラン代表のサルダル・アズムン【写真:Getty Images】

 現地時間5日に2018年ロシアW杯アジア最終予選が行われ、韓国代表はウズベキスタン代表と対戦し0-0の引き分けに終わった。他会場で行われていた試合でイラン代表がシリア代表と引き分けたため、韓国は2位でW杯出場を決めている。韓国紙『朝鮮日報』は、今大会で最もW杯出場決定に貢献した選手としてイラン代表FWサルダル・アズムン(愛称は“イランのメッシ”)の名前を挙げた。

 シリアは試合開始して13分に先制点を決める。このまま試合が終了し、韓国がウズベキスタンと引き分け以下に終わった場合はシリアが2位でW杯出場が決まる状況となっていた。

 しかし、45分と64分にアズムンが得点し、一気にイランが逆転。後半アディショナルタイムの得点でシリアが同点に追いついたものの、再び勝ち越すことはできずシリアは韓国よりも上の順位に立つことは出来なかった。

 同紙はタイトルに「アズムン、韓国にとって9大会連続W杯出場の一番の貢献者」とつけ、「憎くてもありがたい存在」とコメントしている。理由として「韓国戦で何度も濃い印象を残した選手だから」と報じている。昨年10月の試合でイランが韓国に1-0で勝利した時、アズムンが決勝点を決めていた。

 それ以前にもゴールを決められた試合があり、韓国にとって苦手な選手だ。幸運にも、8月31日に行われた韓国対イランの試合では、累積警告のためアズムンは欠場している。「結果的に韓国はアズムンが抜けたイランと0-0の引き分けに終わり、W杯出場への希望を継続することが出来た」と伝えている。

【了】

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