本田圭佑、初スタメンで見えた課題と可能性。「新境地」インテリオールをものにできるか

パチューカは現地時間9日、チーバスと対戦して1-3と敗れた。移籍後初となる先発出場を果たした本田圭佑は、最高の働きをしたとは言いがたい。それでもこれからフィットすれば代表にとっても面白い選択肢になるかもしれない。(文:河治良幸)

2017年09月10日(Sun)17時24分配信

text by 河治良幸 photo Getty Images
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徐々に出番を増やして初先発

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チーバス戦に先発出場した本田圭佑【写真:Getty Images】

 日本代表の本田圭佑を擁するパチューカはホームに“チーバス”ことグアダラハラを迎えた。本田は[4-3-3]の右インサイドハーフ(インテリオール)で初めてスタメンに名を連ねたが、チームは前半に3失点。後半の反撃も1点にとどまり、代表ウィークの中断明けを勝利で飾ることはできなかった。

 デビュー戦が32分、前節が45分、そしてパチューカのホームで初めてのスタメン出場となった。ただ今回はインテリオールで初めて起用されたこともあり、イメージの共有に関しては手探り状態。しかも、相手のチーバスが[4-2-3-1]で中盤をマンツーマン気味にしてきたため、本田も常にマークを背負う様な形になり、シンプルなショートパスを受けて前を向ける様な機会が少なかった。

 可能性が見られたのはサイドで起点ができた時に、タイミングよくゴール前に入っていくとクロスやリターンパスからフィニッシュに絡みやすい。そうした形から何度か惜しいシーンがあった。前半22分にはカウンターから右ウィングのウレタビスカヤから中央でパスを受けたが、縦に持ち出してのシュートは至近距離でブロックされてしまった。

 試合は序盤こそパチューカがサイドを起点に攻勢をかけたが、前半16分にCKからクッションボールに対してグティエレスとGKのペレスが交錯したところから、こぼれ球をチーバスのMFオルティスに右足で押し込まれて最初の失点。さらに31分には本田を含む中盤のプレスが縦に揺さぶられ、4対4を作られたところから細かいパスで中央突破を許し、ゴール前に侵入したMFロペスに追加点を決められた。

 さらに36分には左サイドからチーバスの10番ピサーロが高い個人技でボランチのエルナンデスと右SBのゴメスを一気に破ってマイナスのパスにつなげ、ゴール前で巧みに動き出したフィエロが左足でゴール右に流し込んだ。予想外の展開で3点をリードされてしまったパチューカ。前半の終了間際にはMFグティエレスの強烈なミドルシュートもポストに阻まれた。

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