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ボールではなく“紙飛行機”がゴールイン! 聖地ウェンブリーが大熱狂

text by 編集部 photo by Getty Images

ウェンブリー
ウェンブリーのゴール【写真:Getty Images】

 現地時間5日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループFのイングランド対スロベニア戦で、観客席からピッチ内へ飛ばされた“紙飛行機”がゴールに収まって観客が熱狂する場面があった。英紙『ミラー』が伝えている。

 ホームにスロベニアを迎えたイングランドは、終了間際にFWハリー・ケインがゴールを奪って1-0で勝利。この結果によりW杯出場権を獲得することができた。

 だが最後のゴールを除けば、“聖地”ウェンブリーに観戦に訪れたファンにとっては退屈な内容だと感じられたようだ。その退屈を紛らわすためか、観客席からは試合中にピッチ内に向けて紙飛行機が飛ばされていた。

「(ジョーダン・)ヘンダーソンからの縦パスの本数よりも紙飛行機の方が多かった」「ピッチに侵入した紙飛行機が劇的にこの試合を盛り上げてくれた」「この試合のハイライトは紙飛行機だけ」などのコメントがSNSユーザーから寄せられている。

 飛ばされた紙飛行機の中のひとつが、ゆっくりとピッチ上を漂った末に、見事ゴールネットに収まった場面もあった。その瞬間に観客席が大きな熱狂に包まれた様子が動画に捉えられている。「ケインがゴールを決めるまで、それがウェンブリーで最も大音量の声援だった」と『ミラー』は紙飛行機がゴールに入った瞬間の盛り上がりについて記している。

【了】

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