本田圭佑、メキシコ移籍後初のリーグ戦フル出場。パチューカは首位に完敗、見せつけられた力の差

パチューカに所属する日本代表MF本田圭佑は、現地時間14日に行われたメキシコ1部前期第13節のモンテレイ戦に先発出場した。起用されたポジションは慣れないセンターFWだったが、チームのために奮闘。首位の相手に実力差を見せつけられた中、本田のパフォーマンスはどうだったのだろうか。(文:河治良幸)

2017年10月15日(Sun)19時16分配信

text by 河治良幸 photo Getty Images
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本田圭佑、パチューカで初のフル出場。しかし首位相手に…

本田圭佑
モンテレイ戦に先発した本田圭佑【写真:Getty Images】

 首位のモンテレイと13位のパチューカ。その位置づけを象徴するような試合内容でモンテレイが2-0の勝利。9月のグアダラハラ戦以来4試合ぶりのスタメンとなった本田圭佑は、直接FKを相手GKに阻まれるなど惜しくもゴールを決められず、パチューカに加入して初めてのリーグ戦フル出場を勝利で飾ることはできなかった。

 首位モンテレイとのアウェイ戦、ディエゴ・アロンソ監督は本田を[4-3-3]の中央のFWに配置した。本職がMFの本田がこのポジションで起用される場合には“偽9番”の役割がイメージされやすいが、実際は高めの位置に張る時間も長く、通常のセンターFWに近いポジショニングから、時折3人の中盤とと近い距離で絡んでチャンスを生み出そうとした。

 ホルヘ・エルナンデス、エリック・グティエレス、ビクトル・グスマンの3ハーフが組み立て、本田をクサビに使いながら左右サイドバックのロベルト・エレーラとホセ・マルティネスを高く上げてサイドを起点にしようとするパチューカ。それに対しモンテレイは相手の攻撃をしっかりと受け止める形からセンターFWのアルゼンチン人FWロヘリオ・フネス・モリを起点にアビレス・ウルタードとドルラン・パボンのコロンビア人コンビが両翼から鋭く仕掛け、効果的な速攻を繰り出す。

 23分にパチューカの中盤が整わないうちに右ワイドからパボンが裏に抜け出すと、最後はフネス・モリがフリーで右足を振り抜く。パボンに釣られたベテランGKオスカル・ペレスは、ゴールネットを揺らすボールを見送るしかなかった。1点のビハインドを背負うパチューカは右サイドからのクロスに本田が頭で合わせるなど反撃に出るが、元アルゼンチン代表DFのホセ・バサンタを中心とした屈強なディフェンスを破り切れないまま。

 後半に入ると同時にアロンソ監督は2枚代えを敢行する。左サイドバックのエレーラをエリック・アギーレにチェンジ。右ウィングのアンヘロ・サガルに代えてFWのフランコ・ハラを投入すると本田は移籍後の公式戦ではじめて右ウィングにポジションを移した。

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