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バルサ、マシアの傑作奪還へ。コウチーニョに代わる新たなターゲットか

text by 編集部 photo by Getty Images

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バイエルン・ミュンヘンのMFチアゴ・アルカンタラ【写真:Getty Images】

 バルセロナがバイエルン・ミュンヘンに所属するスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラの獲得を目指しているようだ。英紙『スカイ・スポーツ』が報じた。

 同紙によれば、今夏バルセロナが獲得に奔走していたリバプールのブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョに代わり、新たにチアゴが標的となっているようだ。一方でチアゴは今年の4月にクラブとの契約を2021年6月までに延長し、「CLを獲るまで残る」と発言しており、退団を希望している可能性は薄いように思われる。

 チアゴはバルセロナのカンテラ(下部組織)での経験を積んだ後、2009年に国王杯のマジョルカ戦でトップチームデビューを果たした。その後、徐々にトップチームでの出場機会を掴んだが、MFシャビ・エルナンデスやMFアンドレス・イニエスタらレギュラー組を脅かす存在にはなれず、2012年夏に恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督に迎え入れられる形でバイエルン・ミュンヘンに加入している。

 古巣復帰が決まれば、バルセロナにとってはかなりの戦力アップとなるに違いない。しかし、今夏元バルセロナの下部組織の選手で現在アーセナルに所属するDFエクトル・ベジェリンを獲得しようとした際に言われていたように、一度クラブを出た選手に大金を積むことは厳しいという見方もあるようだ。

【了】

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