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マンC、2部相手に120分間無得点。名将ペップが怒りの矛先を向けた相手は…

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・シティ
ジョゼップ・グアルディオラ監督とセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】

 現地時間24日にカラバオ・カップ(イングランド・リーグ杯)4回戦の試合が行われ、マンチェスター・シティは2部のウォルヴァーハンプトンと対戦。思わぬ苦戦を強いられながらもPK戦の末に勝利を収めた。

 プレミアリーグで現在首位を走るシティは、今季のここまでの公式戦13試合で計42ゴールを記録。1試合平均3点以上の破壊力を誇っていたが、2部のチーム相手に120分間ゴールを奪えず今季初の無得点に終わった。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後に、苦戦の要因として、この大会で用いられるボールに苦言を呈した。『スカイ・スポーツ』など英複数メディアが試合後のコメントを伝えている。

「このレベルでのプレーに使うことは受け入れられないボールだ。プロの試合で使用するような真剣なボールではない」とグアルディオラ監督は酷評。「勝ったから言っているんだ。負けたとすれば言い訳になるから言わない。勝ったからこそ、受け入れがたいボールだと言うことができる」

 ボールへの評価はチーム全員の総意だという。「選手全員が不満を言っている。本当に全員が『なんだこれは』と言っていた。カラバロ・カップには悪いがね」

 シティのクラブ歴代最多タイとなる177ゴールを記録し、この試合で単独最多の178点目を目指したFWセルヒオ・アグエロも無得点に終わった。このボールで新記録を達成できていたとすれば「奇跡だ」とグアルディオラ監督は皮肉っている。

【了】

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