現地時間28日に行われたプレミアリーグ第10節の試合で、アーセナルはスウォンジー・シティにホームで2-1の勝利を収めた。アーセン・ヴェンゲル監督は、勝利に貢献したDFセアド・コラシナツの貢献を絶賛している。英紙『ミラー』などが試合後のコメントを伝えた。

　前半に先制点を奪われ、0-1で折り返したアーセナルだが、51分にコラシナツがこぼれ球を強烈な左足シュートで蹴り込んで同点ゴールを記録。さらにその7分後、コラシナツの左サイドからのクロスをMFアーロン・ラムジーが押し込んで逆転に成功した。

　1得点1アシストの活躍で勝利の立役者となったコラシナツは、これで今季リーグ戦で2得点3アシスト。強靭なフィジカルを活かして守備で存在感を発揮するだけでなく、攻撃面でも貴重な貢献を果たしている。

「ここに来て以来、彼は良い補強であったことを証明してきたと思う」とヴェンゲル監督は試合後にコラシナツを称賛。「今日もまた見せてくれたパフォーマンスの質の高さを見れば、格安の取引というものが今でも存在することが分かる」と指揮官は述べた。

　昨シーズンまで所属していたシャルケとの契約が満了したコラシナツは、フリートランスファーでアーセナルに加入。今年夏の移籍市場では移籍金が高騰し、DFであっても数十億円クラスの取引が相次いだ中で、アーセナルにとっては非常にお得な補強になったと言える。

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