インテルのDF長友佑都は、現地時間5日に行われているセリエA第12節のトリノ戦を前に、今季から加入したブラジル人DFダウベールとのポジション争いについてイタリア『スカイ』でコメントを述べた。

　インテル加入から8シーズン目を迎えた長友は、夏の移籍市場では放出が確実視されながらもインテルに残留。だが、昨季フランスでニースの躍進に大きく貢献した若いブラジル人SBダウベールも加入し、厳しいポジション争いが予想されていた。

　それでも長友はルチアーノ・スパレッティ新監督から確かな信頼を勝ち取り、ダウベールに先発の座を明け渡さず。トリノ戦にも先発で出場し、これで6試合連続スタメンと定位置を確保している。

　長友はトリノとの試合前に、ダウベールについて「彼は素晴らしい選手です。人間としても素晴らしいですね」とコメント。「これからさらに良い選手になると思います。今は慣れつつあるところ。セリエAは簡単じゃないですからね」と述べた。

　好調なスタートを切ったインテルは、前節終了時点で首位ナポリと2ポイント差の2位。スクデット（優勝盾）獲得の見通しについては、長友は「まだそういう話はしていません。試合はたくさん残っていますからね。1試合1試合に集中して、それからどうなるかです」と話している。

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