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18歳ムバッペ、批判浴びた不振から“復活”。驚異の独走含む2G1Aの大活躍

text by 編集部 photo by Getty Images

キリアン・ムバッペ
パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】

 フランス・リーグアン第12節の試合が現地時間の4日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)はアウェイでアンジェに5-0の大勝を飾った。FWキリアン・ムバッペは2ゴール1アシストの活躍で勝利に大きく貢献している。

 ムバッペは開始5分、右サイドのダニエウ・アウベスからのボールに合わせて先制点を記録。FWエディンソン・カバーニによるチームの3点目をアシストしたあと、85分にはスルーパスを受けて抜け出し、GKを抜き去ってこの試合最後のゴールを決めた。

 昨季のモナコで18歳にして衝撃的な活躍を見せ、PSGへ移籍したムバッペだが、ここ数試合は低調なプレーで批判の的となっていた。先発落ちの可能性もささやかれていたが、批判を沈黙させる見事なプレーを披露する形となった。

 特に驚嘆の声を集めているのは、2つのゴール以上に、カバーニの得点をアシストしたプレーだ。右サイドのオープンスペースに出されたボールに反応したムバッペは驚異的なスピードで敵陣内を駆け抜け、エリア内に到達したところで意表を突くヒールパス。これをカバーニが豪快に叩き込んだ。

 この試合での2得点により、ムバッペはリーグアンでの通算成績を49試合出場で20得点としている。スポーツのデータ分析を手がける『Opta』によれば、18歳10ヶ月でのリーグアン通算20得点達成は、過去40年間における最年少記録だという。

【了】

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