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レアル若手DFが待望のリーガデビュー。ある理由で“35年ぶり”のレアケースに

text by 編集部 photo by Getty Images

ヘスス・バジェホ
レアル・マドリーのヘスス・バジェホ【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラ第11節の試合が現地時間の5日に行われ、レアル・マドリーはホームでラス・パルマスに3-0の勝利を収めた。この試合ではDFヘスス・バジェホがリーグ戦デビューを飾っている。

 現在20歳のバジェホは、2部のレアル・サラゴサでプレーしていた2015年7月にマドリーと契約。だがそのままレンタルの形でサラゴサに残り、2部でもう1年間プレーした。

 続いて昨シーズンは、ブンデスリーガ1部のフランクフルトへレンタルされて1年間を過ごした。今年夏からようやくマドリーでのプレーを開始し、先月26日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の試合で、加入から819日での待望のデビューを飾った。

 さらにラス・パルマス戦ではリーガでも初出場。セルヒオ・ラモスとCBコンビを組んで90分間プレーし、無失点での勝利に貢献した。

 これまでスペイン2部とドイツ1部でプレーしていたバジェホにとって、この試合はリーガ1部でのデビュー戦。スペイン紙『マルカ』によれば、マドリーのカンテラ(下部組織)出身ではないスペイン人選手がマドリーでリーガデビューを飾るのは、実に「35年ぶり」という珍しい例となった。

 マドリーでリーガ1部にデビューした“外様”選手の最後の例は、1982/83シーズンにエルチェから加入したDFパコ・ボネ。その後マドリーで3年間プレーして44試合に出場した選手だった。

【了】

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