長友佑都、アシストつかずもクロスで絶好機演出。インテルで好調のまま日本代表合流へ

5日、セリエA第12節が行われ、インテルはトリノと1-1で引き分けた。長友佑都は6試合連続で先発出場。守備では堅実な対応を見せ、攻撃では絶妙なクロスからチャンスを演出し存在感を示した。これでリーグ戦はいったん中断し代表ウィークに入るが、インテルでの好調を日本代表に還元できるだろうか。(取材・文:神尾光臣【イタリア】)

2017年11月06日(Mon)17時15分配信

text by 神尾光臣 photo Getty Images
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戦術的にインテルのプレーを潰してきたトリノ

長友佑都
インテルのDF長友佑都。トリノ戦で6試合連続の先発出場となった【写真:Getty Images】

【インテル 1-1 トリノ セリエA第12節】

【得点者】
60分 0-1 イアゴ・ファルケ(トリノ)
79分 1-1 エデル(インテル)

「監督は僕を信頼してくれた。そしてコンディションは良い。(ルチャーノ・)スパレッティ監督の指導で、確かに守備は良くなっている。戦術面の練習を日々しっかりと積んでいる。だから何をしなければならないか、僕たち(選手)はみんな理解している」

 5日のインテルvsトリノ戦直前で、インテルDF長友佑都が地元TVのインタビューにイタリア語でこのように応えていた。セリエAのテレビ中継では、両チームの選手が各1、2人ずつ試合前インタビューに応じるのが通例になっている。この日、インテルでは長友がその”当番”にあたっていた。

 さらに長友は、こうも言っていた。「いい選手がたくさんいるから今日は難しい試合になるだろう。ただ僕たちはインテルだし、特にホームでは常に勝たないといけない」

 しかし、その結果は1-1のドロー。6戦連続でスタメン出場を飾った長友も、一点ビハインドで迎えた78分に交代を命じられた。選手個人としてのパフォーマンスに悪い印象はなかったが、今回は勝利という結果に結びつかなかった。

 まずチーム全体が、厳しい試合を強いられていた。イタリア代表FWアンドレア・ベロッティを筆頭に実力者を揃えるトリノは、鬼軍曹シニシャ・ミハイロビッチ監督の指揮に従い、きびしく戦術的にインテルのプレーを潰すサッカーをしてきた。

 狙い撃ちにしたのは、パスの組み立ての源泉となるところだ。スパレッティ監督のもとではCBと2枚のボランチからスタートさせる縦への速攻をベースに闘っているが、トリノはそこにプレッシャーを掛けた。彼らがボールを持てば必ず人が付き、厳しい当たりでボールをまともにキープさせない。

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