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セリエA昇格組、不名誉記録の更新に迫る。87年前の記録はマンUが保持

text by 編集部 photo by Getty Images

ベネベント
セリエAで開幕12連敗のベネベント【写真:Getty Images】

 今季セリエAで開幕からの12連敗を喫しているベネベントは、次節の試合にも負けたとすれば、欧州のいわゆる主要5大リーグにおける開幕からの連敗のワースト記録を更新することになる。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

 ベネベントは昨季の昇格プレーオフを制し、クラブ史上初となるセリエA昇格を達成。だが開幕から苦しい戦いが続き、これまで12試合を戦って勝ち点1も獲得することができていない。

 5日に行われた第12節では王者ユベントスからアウェイで先制点を奪い、1点リードで前半を折り返す善戦を見せたが、結局逆転を許して1-2で敗戦。開幕からの12連敗は、欧州5大リーグにおけるワースト記録タイとなった。

 1930年にそのワースト記録を作っていたのは、意外にもイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッド。13試合目のバーミンガム戦でようやく初勝ち点を獲得したが、そのシーズンは最下位で2部に降格する結果に終わった。

 インターナショナルウィークの中断を挟んで、ベネベントの次の試合は19日に行われるホームでのサッスオーロ戦。不名誉な記録の更新を回避する今季初の勝ち点を獲得することができるだろうか。

【了】

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