ブンデスリーガに新たな日本人選手が誕生するのだろうか。三菱養和SCに所属するMF中村敬斗がシュトゥットガルトの練習に参加している模様だ。

　現在17歳の中村は現地時間18日に行われたトップチームの練習をこなし、それ以前にはセカンドチームでの練習にも参加している。

　元浦和レッズの監督で現在はシュトゥットガルトのスカウト部門で働いているギド・ブッフバルト氏は中村を「素晴らしいタレント」と評し、同クラブのハネス・ヴォルフ監督も「良いプレーヤーだ」と好印象を持ったようだ。

　右サイドを主戦場とする中村は日本代表の一員として今年開催されたＵ-17ワールドカップ（W杯）に出場しベスト16まで勝ち進んだ。同大会で4得点を挙げた中村は9月に行われた国際サッカー連盟（FIFA）公式サイトのインタビューで「欧州でプレーしたい。日本代表の多くが欧州でプレーしているので、僕にとってもそれが目標です」と将来の目標について語っている。

　シュトゥットガルトはこれまでFW岡崎慎司（現レスター・シティ）、DF酒井高徳（現ハンブルガーSV）、MF細貝萌（現柏レイソル）などがプレーし現在は浅野拓磨が在籍している。今後のアピール次第では中村もシュトゥットガルトとの契約の可能性もあるかもしれない。

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