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イニエスタ、メッシの幻の得点に「審判だけ見ていなかった」。テクノロジー導入求める

text by 編集部 photo by Getty Images

アンドレス・イニエスタ
バルセロナのアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラ第13節の試合が現地時間26日に行われ、バレンシアとバルセロナが対戦して1-1のドローに終わった。バルサのFWリオネル・メッシの得点が認められなかった判定を受け、チームメートのMFアンドレス・イニエスタもゴールラインテクノロジーの導入を訴えている。

 この試合の前半30分、ペナルティーエリア手前でボールを受けたメッシが放ったシュートはGKネトの正面を突いたが、ネトはキャッチできずにこぼしてしまう。股間を抜けてゴールネットへ向かうボールをなんとかかき出したが、ボールは完全にゴールラインを割っていたように見えた。

 この判定に対しては、バルサの選手たちやメディア、ファンなどから批判が相次いでいる。主審や副審がボールの位置を見誤ったという批判だけでなく、ボールの位置を判定するゴールラインテクノロジーがリーガで導入されていないことも批判の対象となっている。

 イニエスタもやはり、メッシのゴールは認められるべきだったと主張。「世界中の誰もがゴールを目にした。本当に見なければならない人(審判)だけが見ていなかった。GKの動きも、何もかもが明白だった」と試合後にコメントしている。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。

 さらにイニエスタは、「まさにこういうプレーでこそテクノロジーの利用が理想的なのに、残念なことだ。入っていたかどうかについて疑いの余地はない」と述べ、ゴールラインテクノロジーを導入すべきだという考えを示している。

【了】

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