フットボールチャンネル

アーセナルFW倒した吉田麻也のプレーに「PK与えるべきだった」という意見も

text by 編集部 photo by Getty Images

吉田麻也
アレクサンドル・ラカゼットを倒した吉田麻也【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第16節の試合が現地時間の10日に行われ、サウサンプトンとアーセナルが1-1で引き分けた。サウサンプトンのDF吉田麻也のプレーに対し、「アーセナルにPKが与えられるべきだった」という意見もある。

 試合は前半3分にFWチャーリー・オースティンのゴールでサウサンプトンが先制。そのまま終盤まで1点のリードを守ったが、88分に交代出場のFWオリビエ・ジルーが同点ゴールを決めてアーセナルがドローに持ち込んだ。

 2試合ぶりに先発に復帰した吉田はこの試合にフル出場。前半41分には、アーセナルのFWアレクサンドル・ラカゼットがエリア内でシュートを放ってゴール上へ外したあと、吉田がラカゼットにスライディングタックルを食らわせて倒す形となったプレーがあった。

 元イングランド代表である解説者のクリス・サットン氏は、このプレーでアーセナルにPKが与えられるべきだったと主張。「完全なPKだ。ピッチ上のどこだったとしてもファウルになる。ラカゼットはシュートのあと完全に倒された。PKになるべきだ」とイギリス『BTスポーツ』で語った。

 一方『デイリー・メール』のコラムニストを務める元審判のグラハム・ポール氏は、「技術的にはファウルでありPKだ。接触はボールがアウトオブプレーになる前に起こった」としながらも、アーセナルの選手が誰も抗議しなかったこともあり、「あの状況でPKを与える審判はいないだろう」と判定に理解を示している。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top