12日にEAFF E-1サッカー選手権2017の試合が行われ、韓国代表が朝鮮民主主義人民共和国代表に1-0の勝利を収めた。韓国メディア『sportalkorea』は、敗れた北朝鮮代表の戦いぶりに賛辞を送っている。

　韓国は終始優勢に試合を進めながらも北朝鮮の抵抗に遭いゴールを奪えず。ようやく64分、キム・ミヌからのクロスが相手オウンゴールを誘って先制し、その1点が決勝点となった。

『sportalkorea』は北朝鮮の戦いぶりを「戦闘サッカー」と表現。日本代表に惜敗を喫した大会初戦でも、「相手の攻撃をよく防いでいた。日本の攻撃を無力化することに成功していた」と称賛している。

　韓国戦でも同様に、北朝鮮は主導権を相手に握られながらも容易にゴールは許さなかった。「北朝鮮はしっかりと守り、韓国の攻撃はスムーズではなかった」「日本戦に続いて韓国戦でも強敵相手に成果を残した」と評されている。

　試合には勝利を収めたとはいえ、「韓国の選手が生んだゴールというより相手のミスだった」「準備していた攻撃はことごとく北朝鮮に阻まれた」と自国代表の戦いぶりには不満な様子。2018年ロシア・ワールドカップに向けた準備は順調だとは言い難いと総括されている。

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