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“レスターの再来”も? 意外なチームがプレミア4位浮上。「夢に限界はない」

text by 編集部 photo by Getty Images

バーンリー
ストーク・シティに勝利したバーンリー【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第17節の試合が現地時間の12日に行われ、バーンリーがストーク・シティに1-0の勝利を収めた。この結果、バーンリーは暫定4位に浮上を果たしている。

 今季開幕戦ではチェルシーを3-2で破るサプライズも演じたバーンリー。その後も安定して結果を出し続けており、ここまでの成績は17試合で9勝4分け4敗となっている。

 前節時点でバーンリーを上回っていたリバプール、アーセナル、トッテナムが13日に試合を行うまでの暫定順位とはいえ、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位にまで浮上。2シーズン前のプレミアリーグで奇跡的な優勝を成し遂げたレスター・シティの快進撃と比較する声も上がり始めている。

「ファンはこの結果を楽しんでいる。サッカーでは現実も大事だが、夢を見ることもできる。このレベルで試合に勝つのは簡単なことではないが、レスターがサッカー界の夢から限界を取り払ってくれた」とショーン・ダイチ監督はストークとの試合後にコメントしている。『ロイター通信』などが伝えた。

 過去には1921年と60年にトップリーグ優勝も成し遂げている古豪バーンリーだが、1976年の2部降格以降は低迷し、2009年と14年にプレミアリーグに昇格した際にも1年での降格を強いられていた。約40年ぶりに2シーズン連続でトップリーグを戦うことになった今季は大きな躍進を遂げようとしている。

【了】

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