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リバプールの脆弱な守備陣に救世主? 意中の蘭代表DFが移籍を否定せず…

text by 編集部 photo by Getty Images

デフライ
ラツィオの中心選手として活躍するステファン・デフライがリバプールへ移籍か【写真:Getty Images】

 プレミアリーグのトップ6の中でアーセナルと並んで最も失点数が多いリバプールは、冬の移籍市場で改めてディフェンダーの獲得を目指すようだ。そして、追い風が吹き始めている。

 夏にはサウサンプトンに所属するオランダ代表のフィルジル・ファン・ダイク獲得に失敗していたため、ターゲットを切り替えた様子のリバプール。次なる狙いは、ファン・ダイクと同じオラン代表で、ラツィオに所属するステファン・デフライだという。

 セリエAでも屈指のセンターバックとして成長した25歳は、夏にも移籍の噂があった。しかし相方のヴェスレイ・フートがサウサンプトンへ去ったこともあってラツィオに残留。それでも今期末で契約満了を迎えるため、退団は時間の問題と見られていた。

 しかし、先日ラツィオと契約延長に至ったと伝えらえ、冬の移籍も封印したかに思われた。契約満了まで残り半年ということもあり、バーゲン価格で獲得できる可能性もあっただけに、リバプールも落胆したに違いない。

 そんな中、デフライ本人が口を開いた。ラツィオのクリスマスパーティーで伊『ラツィオ・スタイル・チャンネル』に対し「僕は常に成長しようとしてきた。それは2018年も同じ。契約延長については何が起こっているのか知らない」と語り、冬に移籍する可能性を否定しなかった。

 モハメド・サラーが得点を量産し、フィリッペ・コウチーニョやサディオ・マネも猛威を振るうリバプールに、デフライ獲得で安定した守備という“ラストピース”がついに揃うのか。冬の移籍市場での立ち回りに注目だ。

【了】

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