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「私はセリエAで最低の監督だろうが…」。勝利への気持ちは誰にも負けないガットゥーゾ

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェンナーロ・ガットゥーゾ
選手たちと喜ぶジェンナーロ・ガットゥーゾ監督【写真:Getty Images】

 ミランは現地時間27日、コッパ・イタリア(イタリアカップ)準々決勝でインテルと対戦し、延長戦の末に1-0で勝利した。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、ダービーでの白星に浮かれるつもりはないが、大事な一歩になり得ると感じている。『Rai』などが、同指揮官のコメントを伝えた。

 今シーズン途中からミランを率いるガットゥーゾ監督。就任後もミランの状態は上がらず、まだ苦しんでいる。それでも、同クラブのレジェンドとして、復調に懸ける想いは強い。

「きっと、私はセリエAで最も不十分な監督だ。だが、私は常に勝ちたい。そういう性格だ」

 苦労してつかんだ一勝。それもインテルとのダービーマッチということで、チームの勢いになるかもしれない。だが、指揮官は冷静だ。

「これで問題が解決したと考えていたら間違いだ。ただ、この勝利が自信になる。そして、もっと冷静に取り組むことを助けてくれるはずだ」

 現在セリエAで9位タイのミランは、30日にフィオレンティーナと対戦する。勝利で2017年を締めくくれるだろうか。

【了】

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