現地時間3日に行われたユベントスとのトリノダービーを落としたトリノが、監督交代を決断した模様だ。イタリアメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

　セリエAでミランと同じ10位タイにつけるトリノは、公式戦ここ17試合でわずか3勝しかしていない。ドローが8回で、黒星は5個ついている。

　今シーズンのトリノは、エースのFWアンドレア・ベロッティが負傷で離脱する時間が長くなっている。しかし、エースを失ったときのプレースタイルをいつまでも確立できていないと感じてウルバーノ・カイロ会長が激怒。シニシャ・ミハイロビッチ監督の解任を決めたという。

　現役時代にフリーキックの名手として知られたミハイロビッチ監督は、2015/16シーズンにミランを指揮するなど、イタリア国内のクラブを率いてきた。

　トリノはすでに後任探しを始めており、ナポリやインテル、最近ではワトフォードを指揮していたワルテル・マッツァーリ氏の招聘が有力視されている。

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