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流経大柏、10年ぶりの選手権決勝進出。4試合連続無失点&加藤蓮のスーパーボレー炸裂

text by 編集部 photo by Hiroyuki Sato

関川郁万
流通経済大柏のU-17日本代表DF関川郁万【写真:佐藤博之】

【流通経済大柏 1-0 矢板中央 第96回全国高校サッカー選手権準決勝】

 第96回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が6日に行われ、千葉県代表の流通経済大柏と栃木県代表の矢板中央が対戦した。

 前半から主導権を握って試合を進めたのは流経大柏。だが相手の粘り強い守備を前にゴールが遠い。一方の矢板中央は流経大柏のハイプレスに苦しめられ、こちらも思うように攻撃の形を作れない。

 互いに交代枠を使いながら好機を伺っていた後半の64分、ついに均衡が破れる。DF近藤立都が左サイドから上げたアーリークロスに、逆サイドにフリーで走りこんだ途中出場のMF加藤蓮がダイレクトボレーで合わせる。強烈なシュートがゴールネットに突き刺さり流経大柏が先制点を奪った。

 終盤、流経大柏は矢板中央に攻め込まれる時間も長くなったが、守ってはU-17日本代表DF関川郁万とDF瀬戸山俊のセンターバックコンビを中心に我慢強く対応し、4試合連続無失点で試合終了。流経大柏が10年ぶりの決勝進出を果たした。

 8日の決勝では長野県代表の上田西と群馬県代表の前橋育英の勝者と対戦する。

【得点者】
64分 1-0 加藤蓮(流通経済大柏)

【了】

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