現地時間6日、ブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョのバルセロナ移籍が合意に達したことが発表された。リバプールのユルゲン・クロップ監督が、この移籍についてクラブの公式サイトにコメントしている。

　コウチーニョのバルセロナ移籍は、昨年夏も話題になった。しかし、リバプールはバルセロナからのオファーを拒み続け、そのときは移籍が実現していない。

　クロップ監督は「チームとしてもクラブとしても、素晴らしい友人、最高の人物、ファンタスティックな選手であるフィリッペ・コウチーニョと別れる準備をしているということは非常に不本意なことだ」と切り出した。

「7月にバルセロナが関心を示してからというもの、フィリッペがこの移籍を望んでいたことは秘密ではない。私にもオーナー陣にも、チームメートにもこの移籍を切望していた」

「我々はクラブとして、リバプールに残ることがスペインへ行くことよりも魅力的だと伝えるためにあらゆることをしたとサポーターに約束する。ただ、彼は自分の将来がバルセロナにあると100％確信していたんだ。それは彼の夢であり、彼の心を変えることはもうできないと感じた」

　移籍金は総額1億6000万ユーロ（約218億円）と報じられている。リバプールはこのお金をどう使うのだろうか。

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