インテルがロシアのゼニトに所属するDFドメニコ・クリッシトの獲得を検討しているようだ。イタリアメディア『スカイ』が伝えている。

　調子を落としているインテルは現在、ディフェンスラインに負傷者が出ており、補強が急務となっている。そこで名前が挙がっているのがクリッシトのようだ。

　イタリア代表経験もあるクリッシトは、左サイドバックが主戦場で、長友佑都のライバルとなる可能性もある。ただし、センターバックなどもこなせるため、今のインテルにはのどから手が出るほど欲しい人材かもしれない。ルチアーノ・スパレッティ監督のもとでのプレーも経験しているため、適応にかかる時間が短くすみそうな点もプラスだ。

　クリッシト本人はゼニトとの契約を延長する意思がなく、半年後の契約満了を待っている模様。インテルは移籍金を支払うことで、この冬に同選手を獲得したい考えだ。しかし、現時点でゼニトはインテルのオファーに応じる意思がないと言われている。

　2011年からゼニトでプレーしているクリッシト。この冬のイタリア復帰はあるのだろうか。

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