今季から新たにバルセロナを率いているエルネスト・バルベルデ監督は、クラブの歴史に残る記録を打ち出すことができるのだろうか。

　バルセロナは14日、リーガエスパニョーラ第19節のレアル・ソシエダ戦に臨んだ。常に苦戦を強いられてきた鬼門アノエタでの一戦は、先に相手に2点を取られるも、その後怒涛の巻き返しで4得点を奪い、バルセロナが4-2で勝利を収めた。

　この勝利によって公式戦連続無敗記録を29とした今季のバルセロナは、歴代名将が率いたバルセロナを超えるほどの力を持っているかもしれない。

　スペイン紙『マルカ』によると、今季新たにプレースタイルを変え結果を積み上げてきているバルセロナは、既に同記録を28としていたジョゼップ・グアルディオラ（現マンチェスター・シティ監督）のバルセロナを超えている。次に目指すのは、ルイス・エンリケ前監督が残した39試合連続無敗記録となる。

　リーガに限っては、就任初シーズンで19試合も無敗を貫いた監督は過去には存在していないようだ。新たに秩序を与えることでチームの再起を図ったバルベルデ監督は、果たしてこのまま無敗記録を伸ばし続け、偉業を成し遂げた2人の名将を超えていくことはできるのだろうか。

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