フットボールチャンネル

シュトゥットガルト、監督解任を決定。移籍も噂される浅野拓磨への影響は?

text by 編集部 photo by Getty Images

ハネス・ヴォルフ
シュトゥットガルトを去るハネス・ヴォルフ監督【写真:Getty Images】

 日本代表FW浅野拓磨の所属するドイツ1部のシュトゥットガルトは28日、ハネス・ヴォルフ監督の退任を発表した。後任の監督は今後数日中に発表されるとのことだ。

 36歳の若手監督であるヴォルフ氏は2016年9月にシュトゥットガルトの監督に就任。2部に降格していたチームを優勝させ、1年での1部昇格へと導いた。

 だが1部では苦しい戦いを強いられ、リーグ前半戦は4連敗で折り返す。後半戦の初戦はヘルタ・ベルリンに勝利を収めたが、20日のマインツ戦、27日のシャルケ戦に連敗。降格圏間近の15位に位置する状況で、監督交代が決断された。

「素晴らしく濃密で美しいものだった1年半近い時間に感謝したい。残念ながらここ数週間は結果が出ず、内容も十分なものではなくなっていた。クラブとの双方合意のもとで、お互い別の道を歩むことを決断した」とヴォルフ監督はクラブ公式サイトでコメントを述べている。

 監督交代が浅野にもたらす影響も気になるところだ。今季前半戦は15試合に起用されたが、先発出場は7回のみ。後半戦に入って3試合は出場機会を与えられていなかった。現在はアーセナルからのレンタルの形でシュトゥットガルトに在籍しているが、ポルトガルへの移籍の噂なども伝えられている。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top