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柴崎岳、カウンターの起点になるも得点に絡めず。AT弾で強豪セビージャとドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

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前節よりも存在感を示した柴崎岳【写真:Getty Images】

【セビージャ 1-1 ヘタフェ リーガエスパニョーラ第21節】

 ヘタフェは現地時間28日、リーガエスパニョーラ第21節セビージャ戦を敵地で戦い、1-1で引き分けた。柴崎岳は先発出場で60分に交代している。

 調子を上げてきた6位セビージャに挑んだ11位ヘタフェは、やはり守備重視の戦いを強いられる。ヘタフェは耐える時間が長くなり、セビージャが押し込み続けた。

 それでも、ヘタフェは守るだけでなく、柴崎を起点にカウンターも仕掛けていく。ゴールこそ生まれなかったが、0-0で終えた前半はヘタフェにとって悪い流れではなかった。

 ヘタフェは後半、なかなかの入りを見せるが、やはりセビージャが次第に支配していく。ヘタフェは60分、前節同様柴崎に交代を命じ、ファジルを投入した。

 一方のセビージャは、56分にムリエルを、68分にノリートを投入。交代が的中したのは、こちらだった。72分にムリエルがゴールネットを揺らし、セビージャが待望の先制点を手にする。

 1点を追うヘタフェだが、柴崎不在を痛感するアクセントのない攻撃が続き、多くのチャンスはつくれない。

 それでも終了間際のパワープレーが実を結ぶ。左サイドのアントゥネスがハーフウェーラインを越えたところからゴール前にロングボールを入れると、前に出たGKがカラと接触してボールをこぼす。これをアンヘルが押し込んだ。

 セビージャはGKに対するファウルがあったと抗議するも受け入れられず。土壇場の同点弾でヘタフェが勝ち点1を手にした。

【得点者】
72分 1-0 ムリエル(セビージャ)
90+3分 1-1 アンヘル(ヘタフェ)

【了】

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