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ミラン、“神の手”弾にVAR使用されず勝利。ガットゥーゾも認める「あれは反則」

text by 編集部 photo by Getty Images

パトリック・クトローネ
ハンドでのゴールがバレなかったパトリック・クトローネ【写真:Getty Images】

 ミランは現地時間28日、セリエA第22節のラツィオ戦に臨み、ホームで2-1の勝利を収めた。この一戦では、FWパトリック・クトローネが決めたゴールが話題になっている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

 調子を上げているミランは15分、チャルハノールのFKにクトローネが合わせて先制した。この得点に抗議する選手はおらず、そのままミランの得点となったが、ある疑惑が残っている。ヘディングで飛び込んだクトローネが手でゴールを決めたのではないかという点だ。

 映像を見ると、クトローネのヘディングは空振り。触れなかったボールが手に当たり、これがゴールになっている。本来であれば、認められるべきではない得点だ。

 ラツィオのシモーネ・インザーギ監督は試合後、クトローネに声をかけている。クトローネが肩を強調していたため、おそらく「ハンドだったのではないか」と疑問を投げかけたものとみられている。

 一方でミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は試合後、「あの瞬間は確実に頭だと思った。ただ、映像を見たら手に当たっている。あれは反則だ」と認めつつも、両チームのパフォーマンスに満足だと話した。

 2-1で勝利したミランはこれで3連勝。価値ある白星であることは間違いない。

【了】

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