トニー・シャプロン主審【写真:Getty Images】
フランス人審判のトニー・シャプロン氏に対して、フランス・プロサッカーリーグ連盟(LFP)が6ヶ月の職務停止処分を下した。うち3ヶ月は資格停止となる。
問題が起きたのは1月14日に行われたリーグアン第20節のナント対パリ・サンジェルマンの一戦。このゲームで主審を務めていたシャプロン氏は、試合終了間際にナントのDFジエゴ・カルロスと偶然衝突して転倒すると、起き上がりながら選手の足を蹴るという暴挙に出た。さらに、この行為に抗議したジエゴ・カルロスにイエローカードを提示。2枚目のイエローカードで退場させている。
この一件について1日に聴聞会が行われ、半年の職務停止が決定した。
45歳のシャプロン氏は、今季限りで審判を引退すると以前から表明していたが、最後のシーズンはキャリアの汚点となってしまったかもしれない。
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