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アーセナルの“元”最高額FW、わずか1年で放出へ? オーバメヤン加入で苦境に

text by 編集部 photo by Getty Images

アレクサンドル・ラカゼット
アーセナルのアレクサンドル・ラカゼット【写真:Getty Images】

 アーセナルのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットは、今年夏には加入から1年で早くも放出されることになるかもしれない。クラブOBであるエマニュエル・プティ氏の見解を英紙『ザ・サン』が伝えている。

 ラカゼットは昨年夏に、アーセナルのクラブ史上最高額となる移籍金5200万ポンド(約78億円)でリヨンから加入。プレミアリーグデビューから15試合で8ゴールを挙げるなど、アーセナルの“新エース”として期待に応えていた。

 だがその後はペースダウンし、12試合でわずか1得点。冬の移籍市場ではFWピエール=エメリク・オーバメヤンがラカゼットの移籍金を上回るクラブレコードで加入した。そのオーバメヤンが初出場でゴールを挙げた3日のエバートン戦では、ベンチスタートとなったラカゼットは今季初の不出場に終わった。

 アーセナルとフランス代表の先輩であるプティ氏は、「ラカゼットには大きなプレッシャーがかかっている。改善できなければ、夏には退団を強いられることになる」と同胞が置かれた苦しい状況について考えを述べた。

「オーバメヤンが加入したということは、もう遅すぎるかもしれない。アーセン・ヴェンゲル(監督)はラカゼットへの信頼を失っている。オーバこそまさにアーセナルが必要としている選手だ」とプティ氏。ラカゼットはここから巻き返すことができるだろうか。

【了】

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