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パチューカ、猛攻耐え勝ち点1獲得。本田は右サイド、トップで90分間プレー

text by 編集部 photo by Getty Images

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パチューカのMF本田圭佑【写真:Getty Images】

【グアダラハラ 1-1パチューカ リーガMX後期第8節】

 現地時間17日、リーガMX(メキシコ)後期第8節の試合が行われ、MF本田圭佑所属のパチューカはアウェイでグアダラハラと対戦した。

 前節に続き先発出場を果たした本田は、試合開始当初は右サイドでのプレーを任された。パチューカは、グアダラハラのボール保持に対して守備からカウンターという戦い方で試合に入った。

 パチューカにとって攻撃時はある程度スペースを享受できたこの試合、11分には右サイドの本田が中央へドリブルを仕掛けたことでファールを貰いフリーキックを獲得。本田のシュートはゴール上に大きく外れていったものの、この日最初のチャンスを作り出すことに成功した。

 その後、なかなかカウンターをうまく発動できていなかったパチューカは、25分頃から本田をセンターフォワードのポジションに置き、攻撃の起点としようとした。しかし、相手の巧みなパスワークを前にそもそもボールを奪いきることがあまりできず、前半は0-0で折り返す。

 後半、パチューカは前半の4-4-2から本田を1トップに据えた4-1-4-1にシステムを変更。守備に重きを置いたが、本田の一列目からのプレスに味方が連動することなく、中盤の大きなスペースを相手に使われる場面が多くみられた。

 そんな中、試合は71分のパチューカのゴールで動く。劣勢のパチューカは、右サイドからのクロスに中でアンジェロ・サガが合わせて先制点を決める。しかしその4分後、すぐさまグアダラハラが反撃に出てPKを獲得。これをオスワルド・アラニスが冷静に決め、試合は振り出しへと戻された。

 その後、グアダラハラが猛攻を仕掛け何度もパチューカゴールに襲い掛かるもゴールを奪えず。一方パチューカは、85分にPKを獲得するもこのチャンスをアンジェロ・サガがポストに当て逃してしまう。

  結局試合は1-1で終了。パチューカは3連勝を飾ることはできなかったものの、再三ホームチームの攻撃を受けた末にもぎ取った勝ち点1は価値のあるものとなったかもしれない。

【得点者】
71分 0-1 アンジェロ・サガ(パチューカ)
75分 1-1 オスワルド・アラニス(グアダラハラ)

【了】

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