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森岡亮太、ベルギー名門で苦難のスタート。「適応してくれなければ問題」と監督

text by 編集部 photo by Getty Images

森岡亮太
アンデルレヒトの森岡亮太【写真:Getty Images】

 ベルギー1部のアンデルレヒトに所属するMF森岡亮太は、現時点では期待に応えるプレーを見せられていないと評されており、監督も「適応する必要がある」と苦言を呈している。

 森岡は昨夏ベルギー1部のワースラント=ベフェレンに加入し、今季前半戦の最大のサプライズと言われる活躍を見せた。そのプレーにはビッグクラブも注目し、1月にベルギー最大の名門クラブであるアンデルレヒトへの移籍を果たした。

 移籍後の最初の試合で先発に起用され、1アシストに加えてPKも獲得したが、自ら蹴ったPKは失敗。デビュー2戦目も先発で出場したが、先週末に行われたシント・トロイデン戦では先発を外れ、後半途中からの出場となった。

 ベルギー『voetbalnieuws』は、森岡の移籍後のプレーについて、「現時点では印象を残すことができていない」「何度か才能の片鱗を見せたのを除けば、いつも期待に応えられなかった」と厳しく評している。

『DH』も、森岡が「失望させている」としつつ、同選手の現状についてのハイン・ヴァンハーゼブルック監督のコメントを伝えた。「森岡はアンデルレヒトに適応しなければならない」と指揮官は述べている。

「彼にとってはプレーのやり方が異なる。ベフェレンのときよりもマークは厳しくなり、スペースも見つけにくくなる。適応してくれなければ、我々は攻撃に問題を抱えることになる」とヴァンハーゼブルック監督。名門クラブでのプレーにここまでは苦戦している森岡だが、「10番」を与えられた期待にこれから応えられるだろうか。

【了】

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