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「審判たちは俺のことを嫌っている」。D・コスタ、ピッチ上での自身の扱いに憤慨

text by 編集部 photo by Getty Images

ジエゴ・コスタ
アトレティコ・マドリーのFWジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】

 アトレティコ・マドリーは現地時間18日、ホームでアスレティック・ビルバオに2-0で勝利を収めた。

 後半にアトレティコの勝利を決定づけるゴールを奪ったFWジエゴ・コスタだが、試合後には「不満」を爆発させた。それは結果に対してではなく、審判に対するものだった。スペイン紙『アス』などが伝えている。

 2トップの一角で先発出場したD・コスタは、18分にペナルティエリア内で倒された。シュートモーションに入ろうとしたところ、相手DFウナイ・ヌネスがバランスを崩しながらも頭からD・コスタの足もとに突っ込む。

 これでスペイン代表FWは倒れるが、ゴンザレス・ゴンザレス主審は笛を吹かず。アトレティコにPKは与えられなかった。この判定を受けてD・コスタは「審判の決定であり、不平を言うつもりはない」と語る一方、「あれはPKだと思う。俺がシュートにいこうとしたら、相手が飛び込んできて接触し、バランスを崩した」と審判のミスを指摘する。

 さらに36分、今度はオフサイドの判定を下した遠くの副審に対し、D・コスタは抗議のジェスチャーを見せる。するとゴンザレス・ゴンザレス主審は即座にスペイン代表FWを自らのもとに呼び寄せてイエローカードを提示。必死の抗議にも一切聞く耳持たず突き放した。

 これらの審判の行動についてD・コスタは「審判たちは俺のことを嫌っている。これを変える方法などない。審判全員というわけではないが、彼らは俺に対してイエローカードを出すことをほんの些細なことだと思っている」と、他の選手と自分に対する審判の反応の違いを指摘している。

 今年1月にアトレティコへ復帰した29歳のストライカーは、すでにイエローカード2枚による退場も経験するなど、リーグ戦は5試合のみの出場ながら多くの警告を受けている。チェルシー移籍前の最後のシーズンも1年で7枚のイエローカードを提示される“カードコレクター”だったため、審判からの印象が悪いのは間違いなさそうだが…。

【了】

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